窪塚陽介の「ロングラブレター~漂流教室~」
かれこれ15年以上も前のドラマ。
まだ小学生だった私にはあまりに衝撃的で、いくつかのセリフやシーンは今でもはっきりと覚えています。
その名も「ロングラブレター~漂流教室~」。
高校のひとクラスがまるごとはるか未来タイムスリップして、なんとか生き延びようと悪戦苦闘するというストーリー。
人類がいなくなった砂漠に取り残されたクラスの担任役の窪塚陽介が、生徒と発電や栽培などで生きてゆく工夫をしつつもどうにかして現代に戻ろうと試みる様子がリアルな人間模様とともに描かれます。
またタイムスリップしなかったクラスメートも何人かいて、現代と未来が物を通じてつながることがあったりするのです。
それを使って未来に行ってしまったクラスメートを現代に戻そうとあくせくする姿も涙を誘います。
未来を生きる窪塚陽介たちは人類が滅亡した形跡を発見したり第二人類らしき生物に遭遇したり・・・
かなり大胆なSFドラマですが、派手さよりは何とも言えない「味」をもったドラマでした。
そしてなんとクラスメートとして若かりし頃の山Pが出演しています。
そして「ロングラブレター」というタイトルの意味が最終回になってようやくわかるというしかけ。
衝撃的なストーリーと魅力的な人間ドラマで、長くずっと心に残るドラマです。